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シニア世帯とペット


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シニア世帯とペット

 ペットの寿命は年々伸び、犬や猫は15年以上生きることもあります。
 これからペットを迎えようとしている、あるいはすでにペットと暮らしているシニア世帯の方にぜひ考えていただきたいことがあります。

シニア世帯で起こりうること

★ 体力の低下
  ペットを迎えたときには健康に自信があったのに、数年後には体力が低下して思うように体が動かなくなってきてしまった
 ※静岡県の健康寿命は男性が73.75歳、女性が76.68歳でした

★ 経済的な問題
  収入が減り、ペットのフード代や病院の費用が負担となってきた

★ ペットの介護
  ペットも高齢になり、通院や介護が必要だが体力的にも経済的にも難しくなってきた

★ 突然の病気やケガ
  家族が病気やケガにより長期入院しなければなくなったり、自宅で介護しなければならなくなったりしてペットの世話が難しくなった

★ 伴侶の死
  伴侶が亡くなってしまい1人ではペットの世話が難しくなったり、子供と同居することになりペットを手放さなくてはならなくなったりした

シニア世帯の方に心がけていただきたいこと

★ 万一の場合を考えて、ペットの預け先を探しておく
 友人・知人・親族だけでなくかかりつけの動物病院やペットホテルなど、もしもの時にペットを預けることができる人を決めておきましょう

 ※最近では「ペット信託」という、飼い主に万一のことがあった場合に備えることができるペットのための信託制度も増えてきています。お金はかかりますが、ペットの行く末を安心して託すことができます。

★ ペットの情報を記録しておく
 かかりつけの動物病院や健康状態に関すること、普段あげているフードやペットの性格など、他人が見ても分かるような記録があれば、ペットを預ける場合の参考になりますし万一の場合にもペットの状態を判断しやすくなります。

★ 基本的なしつけや定期的な健康診断を行う
 預けた先で迷惑にならないよう、基本的なしつけはしっかりしておきましょう。また、ノミやダニの予防、ワクチン接種、寄生虫の駆除など、人の健康にもかかわる事項ですから定期的に行っておきましょう。

★ 安易にペットを飼わない・増やさない
 ペットを飼うことは生活に潤いと安らぎをもたらしてくれますが、その一方で毎日のお世話にかかる時間や手間、そして食費や用品、病院代などの経済的な負担も伴います。ペットが天寿をまっとうするまで数年から十数年の間、責任をもって面倒を見ることができるかよく考え、飼わないという選択肢もあることを忘れないでください。
 特に複数頭飼っている場合には、万一のことを真剣に考える必要があります。
家族同様の可愛いペットたちが行き場を無くして寂しい最期を迎えないためにも、できることはしっかりとしておきましょう。