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犬猫でお困りの方


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一般的に、個々のご相談は背景がそれぞれ異なっています。
従って、アドバイスはそれぞれの背景に応じて行う必要があり、下記のアドバイスは1つの参考となります。
下記のアドバイスを参考としてご検討ください。

隣家の犬の鳴き声で困っています

「浜松市動物の愛護及び管理に関する条例」では、飼い主の遵守事項として、「鳴き声、悪臭、羽毛等により人に迷惑をかけないこと。」となっています(第7条第1項第6号)。本来は、飼い主が迷惑をかけないようにしなければいけません。
まずは、飼い主に相談されてみてはいかがでしょうか。鳴き声が近隣に与えている影響に気付いていない場合があります。
自治会などの地域の団体等に状況を説明して、地域で解決する方法もあります。
また、市(動物愛護教育センターまたは保健所浜北支所)に対して相談された場合には、状況により市が飼い主に対して指導することもありますが、突然、市からの指導があると当事者間の関係悪化につながる恐れもありますので注意が必要です。
なお、条例で飼い主の遵守事項として規定されていますが、生き物である犬を制御することが難しい場合があります。飼い主に対して市からは、室内飼育やしつけ、訓練士による訓練などを提案していきますが、解決までには時間がかかることがあるということもご理解ください。

猫が庭に入ってきて困っています

難しい問題で、入ってこない方法をいろいろと試してみる必要があります。
①侵入通路をふさぐ②小石やとげのあるものなどを敷いて通行しにくくする③土や砂などふんをしやすい場所をなくす④酢など猫が嫌う臭いの強い液体を置く⑤見つけたら追い払う、などです(対策の詳細は下記)。
野良猫が自宅に入らないようにすることは難しく、根本的な解決としては野良猫を減らしていく必要があります。
また、自宅に来るのが野良猫ではなく、飼い猫である場合があります。飼い猫は浜松市の条例(「浜松市動物の愛護及び管理に関する条例」)で、室内飼いをすることが努力義務となっています(条例第13条第1項第2号)。守られていないようであれば、近隣や自治会等でチラシを回覧する方法があります。チラシの内容等は動物愛護教育センターもしくは保健所浜北支所にお問い合わせください。

野良猫を減らすにはどうしたらいいでしょうか?

野良猫を処分したり別の場所へ放したりすることはできません。虐待や遺棄にあたる可能性があります(「動物の愛護及び管理に関する法律」第44条)。
市が大人の野良猫を捕獲したり引き取ったりすることもありません。
減らしていくためには、不妊手術をしてこれ以上増えないようにします。「それでは何の解決にもならないじゃないか」と思われるかもしれませんが、自然環境にある野良猫の寿命は4~5年ともいわれています。長期的な取り組みとなりますが、増えなければ自然に減っていきます。

野良猫の不妊手術はどのように進めるのですか?

まずは、その猫が野良猫なのか、飼い猫なのかを確認します。
野良猫の場合、えさを与えている人の有無を確認します。えさを与えている人がいる場合(もしくはご自身がえさを与えている場合)は、その人が猫の繁殖防止措置(不妊手術)をするよう努めなければなりません。
えさを与えている人等がいるかどうかわからない場合は、近隣に確認したり、自治会等の回覧を通じて確認する方法があります。
確認した結果、他にえさを与えている人等がいなかった場合は、ご自身、近隣の有志もしくは自治会等が猫の不妊手術を実施します(ご自身がえさを与えている場合はご自身が行います)。
市では「野良猫不妊手術事業」として、一頭あたり\4,000の自己負担で不妊手術ができる事業を実施しています(飼い猫は対象外)。ご希望の方は、計画の段階で動物愛護教育センター(三方原地区を除く中央区の方)もしくは保健所浜北支所(天竜区、浜名区及び三方原地区の方)にご相談ください。
 電話:動物愛護教育センター(487-1616) 保健所浜北支所(585-1398)
市の事業を利用する場合、病院との事前調整(予約)や野良猫の捕獲、病院への搬送は申請者(事業の利用者)が行うことになります。捕獲器の貸し出しも行っていますが、ご自身による野良猫の捕獲や搬送が困難な場合は、有料となりますが登録ボランティアにお手伝いいただくこともできます。手術をする病院は、協力動物病院の一覧から選んでいただきます。手術時に、不妊手術済の目印として両耳の先端をV字にカットします。手術後は、野良猫をまた元の場所に放します(野良猫不妊手術事業のページはこちら)。

野良猫を自分で飼いたい場合はどうすればいいのですか?

飼い主や世話をしている人がいないと思われる場合は飼うことができます。飼い主が外飼いしている場合や、逃げてしまって飼い主が探している場合もあるので気を付けましょう。探している人がいる場合のために、動物愛護教育センターや警察に届け出ることも必要です。耳カットされている猫は不妊手術実施済の証拠なので、お世話をしている人がいる可能性があります。

生まれたばかりの野良猫を見つけたらどうすればいいのですか?

親猫が世話をしている場合は、触らずそのまま見守ってください。触ると親猫が飼育を放棄してしまう場合があります。親猫が飼育を放棄してしまったと考えられる場合は、近隣や知り合いに聞いたり、市の掲示板や個人のSNSを利用する等の方法で、飼える人がいないか探します。最終的に飼える人が見つからない場合は、動物愛護教育センターにご相談ください。

野良猫はいるのに野良犬を見掛けないのはなぜですか?

狂犬病を防ぐため、法律(狂犬病予防法)により、鑑札や注射済票を付けずに放浪している犬は、狂犬病予防員(浜松市では動物愛護教育センター等の職員)が保護しなければいけないことになっています。猫にはそのような法律はありません。動物愛護教育センターでは、保護した犬の飼い主を探し、見つからない場合は飼いたい人に譲渡しています。