重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が発生しています
病気の特徴
SFTSウイルスを原因とする人と動物の共通伝染病です。
人の主な症状は、発熱、全身倦怠感、消化器症状です。重症化すると、死亡することもあり、患者の約30%※が亡くなっています。特に、高齢者では重症化しやすいと考えられています。
犬や猫等の動物では発熱、食欲不振の症状がみられ、発症した猫の約70%※が死亡しています。
現在のところ、人や動物に対する有効な治療方法は確立されていません。
人の主な症状は、発熱、全身倦怠感、消化器症状です。重症化すると、死亡することもあり、患者の約30%※が亡くなっています。特に、高齢者では重症化しやすいと考えられています。
犬や猫等の動物では発熱、食欲不振の症状がみられ、発症した猫の約70%※が死亡しています。
現在のところ、人や動物に対する有効な治療方法は確立されていません。
感染状況・感染経路
これまで西日本を中心に確認されていましたが、令和3年に静岡県内で初めて人の患者が発生し、浜松市内でも人、猫ともに患者が確認されています。
感染したマダニに咬まれたり、発症している動物の排泄物や体液に接触することで感染します。
感染した猫に咬まれたり、ふん尿に接触することで、飼育者や動物病院従事者が感染した例もあります。
感染したマダニに咬まれたり、発症している動物の排泄物や体液に接触することで感染します。
感染した猫に咬まれたり、ふん尿に接触することで、飼育者や動物病院従事者が感染した例もあります。
予防
野山や草むら、畑などに入る場合は、耳を覆う帽子、首に巻くタオル、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくしてください。
野良猫を扱う時には、手袋を着用し、フェイスガードやマスク・ゴーグル等で目と鼻を保護してください。
飼い犬や飼い猫はできるだけ屋内で飼育するようにして、マダニに咬まれることや、感染した動物との接触を防ぐようにしましょう。
野良猫を扱う時には、手袋を着用し、フェイスガードやマスク・ゴーグル等で目と鼻を保護してください。
飼い犬や飼い猫はできるだけ屋内で飼育するようにして、マダニに咬まれることや、感染した動物との接触を防ぐようにしましょう。